俺が選ぶ


一人称の選択って難しい。私とか僕、ましてや俺とか自然に使ったことがない。必要な時は「自分は・・・」とか曖昧な感じでやり過ごしてきた。そんな俺が「俺が選ぶ」というタイトルのブログを始める。

PATM。端的に言えば自身が他人のアレルギー源になるというもの。俺も高校生の時からずっと克服できずにいる。俺の人生の選択においてPATMは最優先に考慮すべき事項として君臨し続けてきた。大学を中退し、就職は考えることすらなく、人との接点がなるべくないようなバイトを転々としてきた。でも希望がなかったかというとそうでもない。

PATMになって良かったこともある。それはトレーダーという人種になれたこと。就職して生きていくという選択肢がなかった(決めつけていた)ため、生きていく手段として自然とトレードに行き着いた。多くの人にとってトレードは数多くある選択肢の内の一つでしかないけれど、俺にとってはトレードで成功する人生か否かという分かりやすい選択だった。普通の人のリスク感なら、人生設計の最初からトレードを軸に据えるなんて結構レアでしょう。

これまでの言い方からでは、さぞ稼いできたのねと思うだろうけれど、全く違う。6年近くトレードをやってきて、年間収支がプラスになったことは一度もない。苦労して貯めたバイト代はことごとくマーケットに飲み込まれてきた。普通の人ならこんなにマイナスが続けばさっさと撤退して別の道へ行くだろうけど俺にとっては成功するか否かだからそんなことは考えもしない。それはこれから先も変わらないし、今となっては継続できたことは俺の強みで、成功することを確信している。

なぜ確信しているのか。それは、なぜ負け続けてきたのかが分かったからだ。今までも分かっていたつもりだったけれど、真を捉えてはいなかった。確信に繋がるきっかけを与えてくれたのはトレードとは無関係の方だった。

happyちゃん。いつも自分が瞑想で使っていたyoutubeチャンネルで紹介されていて胡散臭そうだと思ったが音声を聞いてみると、興味が湧く内容だった。ありがたいことにyoutubeにたくさんの動画が上げられていてどんどんはまっていった(happyちゃん、HTLの皆さん本当にありがとう)。

俺が学んだのは俺自身についてだった。俺の意識、選択。そういったものの背景について全く持っていなかった知見を与えてくれた。それによりトレードにおける自分の選択、いや人生における全ての選択に関して大きく視野が広がった。俺という一人称がしっくりきたのも初めてのことだった。

俺はPATMについても克服できるものだと今では確信している。このブログではトレーダーとしての成功とPATM克服までの過程を残したい(趣味の将棋も)。俺の人生、毎瞬毎瞬俺が選び、俺が創る。

資産30万 負債250万 将棋倶楽部24レート2100


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