PATMの治し方を普通に考えれば、アレルギー的な反応を引き起こす物質を放出しているというのが異常なのだから、自分が摂取するものを工夫する。あるいは菌類が原因だとして、それに有効だと思える手段を講じる。または体質に問題があるとしてそれを改善するための習慣を取り入れる。そういったことが治し方となるだろう。
だが本当に食べ物や、細菌、体質こういったものが根本原因なのだろうか。俺もずっとそう思っていたが、今ではそれらは副次的なものに過ぎないと考えている。
俺はPATMの根本原因は自分の意識だと思っている。自分が周囲にアレルギー的な反応を引き起こすというその意識。
例えば細菌が関与しているとして、その細菌の活性を高めている要素は何なのか。以前「土・牛・微生物」という本を読んだのだが、そこには動物に踏みしだかれストレス下に置かれた植物が栄養を蓄えようとするのではなく、土に放出するとあった。これにより土壌細菌が活性化し土が豊かになると。これを読んだとき俺たちと細菌の関係性も見た目以上に奥深さがあるような気がした。
自分がアレルギー的な反応を引き起こすという意識から危機感、恐れ、緊張、警戒、罪悪感、自己否定、そういう感情が入り乱れた脳の状態になる、こういう状態になると相対的に細菌の活性が高まるような関係性が俺たちにもあるのではないかと。
または体質に異常が生じているとして、その異常はどこから生じているのか。先ほどのような脳の状態をPATM脳状態とでもすると、PATM脳状態という不健全な状態それこそが異常の引き金になっているのではないかと。
俺たちはPATMで苦しいと思うが、反応より以前にPATM脳状態という苦しい状況を意識的あるいは潜在意識的に作り上げているのだ。
俺自身は「思考は現実化する」というような波動的あるいは量子論的な話も好きなので俺の意識がPATMという現実を引き起こしているんだなというシンプルな解釈をしているが、ありがたいことに細菌だろうが、体質だろうが、波動だろうが自分の意識が根本なのだとすれば、PATMのメカニズムなど解明せずとも解決はできるのだ。自分の意識と向き合う。これがPATMの治し方だ。
自分の意識が良い方向へと向かうのならばどんな方法だって正しい。食べるものに気を使って自分の体が整っていく意識を持つ。菌活をして腸内環境が整っていく意識を持つ。規則正しい生活や適度な運動をすることで健康になり、体の不調がなくなる意識を持つ。
瞑想をする。散歩をする。読書をする。自分が心地よい意識になるのならなんだって正しい。好きな音楽を聴く。好きな映画を見る。好きなゲームをする。何だって正しい。何をせずとも自分は良い方向へと向かっているという意識を持つ。これだって正しい。
俺もそうだが、PATMに苦しんでいる人は罪悪感や自己否定で自分の意識が悪い方向へと向きがちだ。それが何度も何度も、いわば反復訓練をすることで強化されていく。
俺は意識が問題の根源だと気づいてからセルフイメージの向上に努めてきた。そして明らかに反応される機会は減っている。全盛期ほど苦しいと思うこともなくなった。ただ10年以上も長いことPATMを反復訓練しすぎたせいで、反射的に恐怖や不安が生ずることもある。それでも愚直に愚直に意識を良い方向へと向け続けることでこの反射的な脳の状態もいつか取り除けると確信している。
PATM同志の方々、自分の意識の向上に取り組んでみてほしい。反復期間が短ければ短いほど改善は容易なはずだ。そして俺が実践していて思うのだが、これはPATMに限った話ではない。意識が起点となって何らかの問題を抱えている人は多いと思う。皆にとって意識の向上が鍵となっている。不安や恐れが強いと感じている人はhappyちゃんの話を聴いてみてほしい。俺は世界が広がった。
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